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中国の神話を塗り替え
           更に躍進するインド

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アセアン市場は 20世紀の
“死語”、

中国市場は、、もう“過去の神話”

これからの時代、そして未来へ
向けて可能性を秘めた市場 
インドへ、、さあご一緒に!

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記事タイトル:ボーダフォンのインド市場への進出によって証明されるこの巨大市場の変化。
(ムンバイ市 2007年2月12日、International Herald Tribune社発信ニュース
:翻訳アドアストラベンチャー社)


ごく最近までは、イギリスの会社がインドの会社の買収と言ったニュースは、このイギリスの元植民地であるインドでは、タブーであった。しかし、今回のイギリス携帯会社 ボーダーフォンがインド大手携帯電話会社ハッチンソン エッサー社の株式の大半を買収すると発表しても、何ら動揺は無かった。

また、外国の会社がインドの会社と、インド市場で競争する事への論争は持ち上がらず、むしろ、この外国企業が、この競争づいた市場で勝ち残れるか、といった論議へ焦点が集まった。「果たして、このヨーロッパ生まれのボーダフォンの様な会社が、インド市場という激安な通話料を謳いながらも 巨大携帯契約者を切り盛りする激戦市場でどうやって生き残るのか?」
また、「現在ハッチンソン エッサー社の提供する1分間の通話=2セントという低通話料でありながら、利益率が34%という現状維持が出来るであろうか?」

この買収によって、ハッチンソン エッサー社は、2/3ボーダフォン所有で、残りの1/3がエッサー グループ社所有という形になる。

さて、インドの携帯市場についてここでお話しよう。インド携帯市場は、インドの経済自由化をお話する上で、切っても切れない、成功例の一つに上げられる。インドは、かつて、携帯電話のみならず固定電話においても、世界で世界で最も高い税が課せられていた。また、その中でも、最悪な例が、その当時、国際電話を掛けようとでもしたなら、電話を実際に掛ける何日も前から、国際電話を掛ける手続きをしてからでないと、国際電話が掛けられなかった。

その後、自由化に伴って、海外からも競争が加わって、価格が低下した。それによって、インドは、現在世界一、携帯電話契約者数が多い市場と化した。2006年11月だけでも、6,8000,000人の新規契約台数を生み出し、これでインド市場の総合計携帯契約台数は143,000,000台に達した事になる。

インドが植民地時代を終えて60年の年月が過ぎ、かつて、外国企業のインド企業の買収に付いては、とても否定的であった。特に、その中でも、植民地化を強いられて来たイギリスに付いては、言うまでも無い。しかし、近年、インド企業が今度は、外国の地で活躍している事を知り、そのかつての否定的考えも無くなりつつある。

さて、このボーダフォンのハッチンソン エッサー社の買収によって、ハッチンソン テレコミュニケーション社は、9,000,000,000ドルの利益を得たことになる。(2,000,000,000ドルの投資額に対して:ロイター通信社の調べによる)。また、この株売却利益で、ハッチンソン コミュニケーション社は、次世代の3Gネットワークの開発に投資する予定であると言う。

以上記事から読みとれる、我々の見解:
携帯電話とは、贅沢品の様にも見受けられがちであるが、日本でも、最近では、特に若者達の間で、固定電話は契約せずに、携帯電話のみのみを所持する層が増えているように、月々の支払いがあるのであれば、固定電話より、携帯を選ぶと言うのが、日本の若者達の選択であるような、インドもそれに少し似た様な状況が生じているように見受けられる。インドの固定電話の契約が出来ないという層が、比較的契約へこぎ着ける確率がある携帯電話へとコマを進めている様に、インド市場を見渡すと見受けられてしょうがない。また、その与えられた状況に上手くこの携帯電話ブームが乗っかって、走っているように見える。

オリジナル記事以下:

 

 

 

 


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